花粉や黄砂でほこりがたまってしまったベランダ。でもなかなかベランダ掃除まで手が回らないですよね。
雨の日が多い梅雨時期は、そんなベランダを掃除するチャンスです。
今回はベランダ掃除の手順とポイントをご紹介します。
なぜ、梅雨時期がおすすめ?
ベランダ掃除は、雨の日に行なうのが適しています。これは、雨の日は湿度が高く汚れがほぐれて落ちやすいためです。
また、集合住宅にお住まいの場合はベランダ掃除の際に、両隣や階下の住人の方に遠慮せずに、水を流せるというメリットもあります。
さらに、大雨が多くなる梅雨時期、いつのまにか排水口がごみでふさがり、あふれた水が室内に浸水する場合もあるので、今のうちに一気に掃除するのがおすすめです。
用意するもの
- カッパ(汚れてもいい服)
- ほうき
- 塵取り
- デッキブラシorナイロンタオル
- 雑巾
- 新聞紙
- 水を入れたバケツ
掃除の手順とポイント
1.床を湿らせます。
床を水でぬらすことがポイント。花粉や黄砂が舞い上がらず快適に掃除ができます。
雨の日は、すでに濡れているので省略できます!
2.ほうきで掃きます。
ベランダの砂埃などの汚れを、ほうきで掃いて集めていきましょう。
なお、排水溝には枯れ葉などのゴミがたまりやすいので、それも取り除いておきましょう。
3.床の汚れをゴシゴシします。
バケツの水を少しずつ流しながら、デッキブラシで排水溝に向かって、汚れをこすり取っていきましょう。
この時におすすめなのがナイロンタオル。
適度な研磨力を持ちつつ素材を傷つけにくい優れもの。さらに水はけがいいため、汚れが水と一緒に流れ、ナイロンタオル自体が汚れにくいのです。
4.最後にきれいな水で流します。
きれいな水で汚れを流しましょう。
ただ、水をそのまま流すとお隣のベランダに汚れた水が流れていってしまう場合もありますよね。
そんなときはかたく絞った雑巾をベランダの境に沿って隙間なくしっかり並べます。
すると雑巾が水を吸収し、土のうのように水をせき止める役割をはたしてくれます。
5.ついでに窓掃除もやっちゃいましょう。
水で濡らした新聞紙で窓を拭いていくだけ。
あとは、乾いた新聞紙で水気を取り除けば、これでピカピカです。
放っておくと大変なことになることも
ベランダに溜まった水が原因で、下の階の部屋に水漏れが起こり家具等が濡れてしまった場合、その損害を賠償する責任も生じますし、工事費用の負担が発生する可能性があります。
梅雨や台風など雨が多くなる季節の前には特に注意して見ておいてください。
もし掃除できない場所に排水口があり、そこが詰まっている様子であればすぐに管理会社、またはオーナーに連絡をしてくださいね。
まとめ
これで大雨の時の浸水の心配もなくなり、晴れた日は気持ちよく洗濯物や布団を干せます。
ピカピカになったベランダで快適な夏を迎えましょう!