2017年10月27日

戸建てでもペットトラブルが急増!?気をつけるべきポイントとは?

一戸建てを購入し、憧れのペットと一緒に暮らす生活を送りたい!と期待を膨らませての新生活。
ですが、事前の認識不足のため、入居後に失敗してしまうこともあります。
犬や猫にとって安全かどうか近隣の環境をしっかりと確認することから始めましょう。

犬や猫の鳴き声のトラブル

一戸建てだから賃貸と違って何も気にせずペットを飼えると思っていませんか?
集合住宅であれ、一戸建てであれペットを飼っている場合はご近所への気遣いを欠かしてはいけません。
犬や猫は吠えるものだから仕方がないと開き直らずにきちんとを行いましょう。

また、無駄吠えだけではなくペットはニオイの問題も忘れてはいけません。
これらはご近所とのトラブルの原因になりますので、しっかりと対応していきましょう。
無駄吠えもニオイも飼い主の責任ですので、大好きな家族である犬や猫が嫌われないよう気をつけましょう。

無駄吠えの原因として紹介されているのが、

・欲求不満(きちんと遊んであげていますか?)
・分離不安(長時間お留守番をさせて寂しい思いをさせていませんか?)
・恐怖(呼び鈴、外の犬の鳴き声、来客など)
・縄張り意識
・認知症
・発情期(メスの猫ちゃんは発情期になると鳴き続けます)

などです。
ワンちゃんの場合はしっかりと躾を行い、吠えることはいけない事と学ばせましょう。
ですが、あまりにも無駄吠えが酷いからと行き過ぎた躾にならないように注意しましょうね。
猫ちゃんの場合は費用は掛かってしまいますが、避妊手術をすることにより無駄鳴きがましになります。

周辺環境をしっかりと確認しましょう

一部のマナーの悪い飼い主の影響で、公園のルールによっては犬の入園が禁止されているところが増えています。
お散歩に連れていきたいコースを入居前にしっかりと確認しましょう。

また、ペットにとって危険がないか一戸建ての設計を今一度確認していきましょう。

・玄関を出てすぐに車通りの多い道路ではありませんか?
・町内会はしっかりと機能していてゴミが溢れていませんか?
・ご近所にペットを飼っているお家はありますか?
・安全な散歩ルートを確保できますか?
・動物病院、ペットホテル、ペットショップはありますか?

もし車通りの多い危険な道路があるのであれば、家を建てる際に庭付きや、
ワンちゃんが飛び出さないよう門や仕切りを作るなど工夫が大切です。

増え続ける多頭飼育による家庭崩壊

近年問題視されているのが猫ちゃんの多頭飼いです。
猫ちゃんは避妊・去勢手術をしないと驚くべきスピードで増えていきます。
家の中で飼うのであれば鳴き声や、ニオイのトラブルで済むかもしれませんが、
外に出す場合は近隣の庭先でウンチやおしっこをしてしまったり、庭を荒らしてしまう恐れがあります。
また、ご高齢で家を買う場合もペットを残して孤独死してしまうというケースが増えてきています。

たった数匹の家族が80匹近くに増えてしまっては猫ちゃんたちが可哀想なので、
手術は可哀想な物と思わずに、増やすつもりが無いのであれば早いうちに行いましょう。
後々の病気や、発情期によるストレスを早期対応できるというメリットもあります。

最後に

ワンちゃん、猫ちゃんも大切な家族です。
そんな大切な家族と幸せに暮らせる環境に土地を購入できるようしっかりとした事前確認が大切です。
また、飼い主としての最低限の責任・マナーを放棄しないように心がけましょう。