大切な資産である家・土地の売却で失敗はしたくありませんよね。
知らずにトラブルに巻き込まれてしまったり、騙されて大切な土地を手放す事態も起こり得ります。
ご自身の不動産を守るためにもしっかりと知識を蓄えておきましょう。
それでは不動産売却時に知っておきたい注意点をいくつかご紹介いたします。
土地の詳細を理解しておきましょう
現在お持ちの土地や家は、物件の現状と不動産登記簿が異なってくる場合があります。
登記された時期によっては境界線に間違いがあったり、不正確な場合があるのです。
その際現状のまま売ってしまうとトラブルに巻き込まれてしまいます。
正確な地積をきっちりと測量し、あらかじめ確認を取るようにしておきましょう。
また、購入時と建築基準法が変わっていることがあります。
当時の基準で家を建て替えることが出来ませんので、以前より小さな家しか建てられない場合も出てくるのです。
その際売却価格にも影響してしまいますので、現在の建築基準法ではどのような扱いになるのかも、
合わせてしっかりと確認しておきましょう。
ローンの返済は残っていませんか?
ローンが残っている不動産は基本的に売却することはできません。
住宅ローンを組む際に抵当権が設定されます。
これは、銀行や金融機関がローンの支払いが滞った場合、万が一に残債を回収できるようにするものです。
ローンが残っていて、抵当権がついているとわかればそのまま購入してくれる人は滅多にいないでしょう。
新居の建て替えの場合ローンを上乗せすることもできますが、審査が困難になることもありますので、
リスクを考えて慎重に行動していきましょう。
売却にも時間とコストがかかります
売却の際やはり気になってくるのは不動産がいくらで売れるのかということです。
不動産の相場を調べるのはもちろんですが、複数の不動産会社に見積りを取ってもらうこともできます。
そうなってくると不動産を仲介するわけですから当然お支払いする金額も発生します。
仲介手数料は上限が定められており 売却が成立しない場合は請求は発生しません。
仲介手数料は以下のようになっておりますのでご参考にどうぞ。
売買価格 (消費税を含まない) |
仲介手数料 (消費税を含む) |
---|---|
200万円以下 | 5%+消費税 5.4%以内の額 |
200万円超~400万円以下 | 4%+消費税 4.32%以内の額 |
400万円超 | 3%+消費税 3.24%以内の額 |
この他にも
・売買契約書の印紙税
・測量費用
・解体費用
・譲渡所得税
などの支払いを求められることもありますので、把握しておきましょう。
また、不動産を売りに出したからといってすぐに購入者が現れるわけではありません。
ギリギリで余裕のないスケジュールを建てるのではなく、しっかりと余裕をもったスケジュールを立てましょう。
最後に
不動産の売却にかんする注意点を一部ご紹介しましたが、
まだまだ知っておいて損はない注意点がございます。
ご自身での情報収集とともに不動産会社などに相談してみるのもいいでしょう。
不動産の売却に関するお困りごとや相談も受け付けておりますので、
お近くのワントップハウスへ是非お立ち寄りくださいませ。