憧れのマイホーム。
建てるならいいタイミングで建てたい!と思いますよね。
では一体家を購入するベストなタイミングとはいつなのでしょうか?
今回は家づくりのタイミングに関して考えていきましょう。
次回の増税って?
みなさんご存じのように消費税の8%から10%への増税が見送られました。
その時期というのは2019年の10月です。
8%で家を購入したいと考えると2019年の3月31日までに引き渡しを受ける必要があります。
8%への増税時期と同様に考えれば「請負契約」を増税半年前の2019年4月30日までに締結すれば、
引き渡しが2019年の10月を超えても8%の税金が適用される経過措置が講じられます。
(※)「請負契約」は8%増税時の経過措置と同様の時期を想定しています。
仮に2,500万円の建物価格の住宅を購入した場合の金額を比べてみましょう
■ 8%
2,500万円×消費税8%=2,700万円
■ 10%
2,500万円×消費税10%=2,750万円
増税前と増税後の支払う金額の差額はなんと50万円も変わってきます。
この差は購入額が高くなればなるほど開いていきます。
もちろん税金がかかるのは購入金額だけではなく仲介手数料などにも反映されますので、
あらゆる支払いに関して増税分の金額が負担になります。
ですが、一生に一度のマイホーム。
増税だから!と慌てて購入する必要はありませんので、参考程度にご覧ください。
結婚したらマイホームが必要!?
結婚したら家を建てる必要があると思っている方が多数いらっしゃるのではないでしょうか?
確かに若ければ若いほど定年前にローンが払い終わることから、老後の設計をしやすく、
心のゆとりも生まれることでしょう。
また、住宅ローンは年配になるごとに組みにくいことから20代、30代前半でのマイホーム購入はメリットといえるでしょう。
ですが、早く住宅ローンを背負ってしまうことで、デメリットが生まれることも理解しておきましょう。
共働きをあてに住宅ローンを組み、いざ子育てが始まるとどちらかが仕事を辞めなければいけない!
という事態も起こり得ります。そんな時に住宅ローンが払えず自己破たんの可能性も生まれてしまいます。
こうなるとマイホーム購入のタイミングはなかなか難しくなってきましたね。
将来マイホームが欲しいのか、賃貸住まいにするのかは5年後、10年後の未来のビジョンを明確にすることで決まってきます。
将来子供は何人欲しい?
どれくらい貯金していきたいのかをしっかりと考えて現実との距離を縮めましょう。
結局タイミングって?
マイホームを建てる、購入するのにベストなタイミングはありません!!
家づくりは良い出会いや、予算とのおり合わせが非常に重要です。
いつまでに建てないと!と焦って後悔するよりかは、じっくりと時間をかけて、
無理のない家づくりが理想なのです。
周囲に流されず、しっかり自分たちのタイミングでマイホームをご購入ください。