2017年2月10日

分譲マンションを貸すためのポイント

eq158_l
分譲マンションにしろ一軒家にしろ部屋を貸すということにはメリット・デメリットが存在します。
一生住むことを想定して購入したお部屋、もしくは投資のために購入した大切なお部屋です。
思わぬトラブルに巻き込まれないようにしっかりとポイントを学んでいきましょう。

将来のプランを明確に

恐らく分譲マンションを購入された方のほとんどが一生そのお部屋に住むことを想定していたでしょう。
ですが「急な転勤」をはじめ、「家族が増え部屋数が足りなくなったので戸建を購入する」「ご両親から相続」したといった理由で、お部屋の所存について迷われていると思います。
まず初めに考えなければいけないことは「将来のプランを明確にする」ということなのです。
将来またその分譲マンションに帰ってくるのか?帰ってこないかで「売る」「貸す」という二分の選択に分かれます。
将来また同じ分譲マンションに住みたい!という方に「貸す」メリット・デメリットを紹介していきます。

分譲マンションを貸すメリットとデメリット

まず気をつけておかなければいけないのが、いつ頃その分譲マンションに帰ってくるかということです。
賃貸にしておけばいつでも気軽に帰ってこれる!ということではありません。

賃貸には二つの契約があり、「普通借家契約」と「定期借家契約」があります。
2~3年で契約を終わらせたいという方は必ず「定期借家契約」にしておきましょう。

ですが、そうすると借り手がなかなか見つからないというデメリットもあるのです。
お部屋を借りたい人からすると引越しして2~3年で退去しなければならないとなると、
なかなかハードルが上がってしまいますよね。
賃料を安くするという手もありますが、絶対に借り手が見つかると思わない方がよいでしょう。

嬉しいメリットとしては働かずして収入が得られるということです。
投資の一環として購入する方もいらっしゃいますので、副収入となります。

また、「定期借家契約」でない場合は通常の賃貸よりも少し高めの家賃設定ができます。
分譲住宅は作りや設備がしっかりしており、防音対策もなされているため、
騒音を嫌うかたや、小さなお子さまがいらっしゃる家庭に人気が高いです。

デメリットとしては、入居者が入れ替わるたびにクリーニング代やリフォーム代がかかってきます。
また、空室が続くとせっかく購入したマンションも収入はゼロとなってしまいます。
相続などで手にした場合はそれでも問題ないかもしれませんが、自身で購入した場合は痛手になってしまいます。

そして貸主となる以上入居者とのトラブルもあります。

  • 夜中の水漏れトラブル
  • 夜中の騒音トラブル
  • 敷金に関するトラブル
  • 家賃の未払いトラブル

あげればきりがありませんが、様々です。
ご自身で管理する場合はかなり労力を要しますので、当店にお任せいただいても問題ありません。

分譲マンションの賃料の決め方

家賃を決めるにはその地域の賃料相場を知っておく必要があります。
相場は賃貸サイトなどで周辺の家賃を調べればわかりますが、損をしたくない!
というときは私たちプロの不動産会社に査定依頼をお願いします。

売却価格と利回りで考えるということも可能です。
銀行の定期預金と比べて高い利率に設定するなど、お手持ちのマンションの利回りを知っておくことも大切です。

最終的にいくらの利益を上げたいのか、
相場や修繕費、ローン購入の際はローンの返済額なども考慮にいれてしっかり考えておきましょう。

私たち不動産会社が査定をしても賃料の最終決断を下すのはオーナー様となります。
様々なケースを想定して、後々後悔しないようにしていきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。
分譲マンションを貸すにあたってのポイントをご紹介いたしました。
分からないことは何でもご相談くださいませ。

また、ローンの残っている家を貸すことは可能かという記事もご紹介しておりますので、併せてご覧くださいませ。

分譲マンションの無料査定はこちらからどうぞ!