2017年2月8日

土地購入の確定申告もお忘れなく!

jq182_350aいよいよ迫ってきた確定申告。
今の時期は皆さま追い上げに差し掛かっているところでしょうか?

土地の購入でも確定申告は必要です。

では、詳しくご紹介していきましょう。

確定申告のために必要な書類

  1. 確定申告書の用紙(申告書B・申告書第三表(分離課税用))
  2. 譲渡所得の内訳書(確定申告書付表兼計算明細書)【土地・建物用】
  3. 住民票の除票(売却後2ヶ月経過後発行されたもの)

こちらは『住民票の除票』は売却資産の所在地の市役所等で貰えます。
それ以外は税務署で貰う事が可能です。

万が一『譲渡所得の内訳書』を紛失してしまった場合は『居住用財産の譲渡損失の金額の明細書』『特定居住用財産の譲渡損失の金額の明細書』が必要になります。

また、所得時と売却時で必要書類が変わってきますので、こちらもしっかりと確認しましょう。

▼ 所得時の必要書類

  1. 売買契約書・建築請負契約書コピー
  2. 仲介手数料の領収証のコピー
  3. 登記費用その他取得のときの費用の領収証のコピー

こちらは全て手持ちのもので問題ありません。

▼ 売却時の必要書類

  1. 売買契約書及び領収証のコピー
  2. 仲介手数料の領収証のコピー
  3. 測量費・登記費用その他売却の時の費用の領収証のコピー
  4. 売却後の土地・建物の全部事項証明書

『売却後の土地・建物の全部事項証明書』は所在地の登記所で取得でき、
その他は手持ちのものとなります。「全部事項証明書」の添付がない場合はコピーでも問題ありません。
また、『売買契約書』には入印紙の添付があるか必ず確認を行ってください。
これがないと罰金がかかってしまいます
ので、注意してください。

確定申告の流れとは

土地購入にかかってくる確定申告の全体像をご説明いたします。
大きく分けると4つの流れがあり、

  1. 各収入に応じて所得を計算
  2. 所得を合算し「所得控除」
  3. 税金の計算
  4. 税額控除

になります。
受け取った収入は分類分けをする必要があります。
必要経費を差し引いて所得を計算していきます。
次に、その所得を合計し除外額を差し引いていきます。
算出された金額に税率をかけて税金を計算していきます。
最後に税額を控除し控除後の税金を国に治めることになります。

土地購入では、税額控除で「住宅ローン控除」を受けることがあります。
一定の条件を満たすと受けられる控除で、10年の間控除を受けることができます。

ローン残高 × 1%

で計算し、上限40万円までキャッシュバックを受けることができるのです!
これが10年続きますので合計で400万円の控除を受けられるのでとっても嬉しいですね♪

最後に

「住宅ローン控除」を受けるためには、適用初年度に必ず確定申告を行う必要があります。
翌年以降は年末調整で計算されますので申告は不要となります。
「住宅ローン控除」を受ける際には条件がありますので、しっかり注意していきましょう。
分からないことは当社でしっかりとサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

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