2016年10月24日

流れを知ろう!土地売買契約

img_baibai

不動産は、個人が持つ資産の中で、かなり高額なものです。
普段の生活の中で行うコンビニで飲み物を購入するというような売買とは違い、不動産の売買はいろいろな手続きがあります。
トラブルを起こさないためにも、土地売買の手続きの具体的な流れついてご紹介します。

 

土地売買の具体的な流れ
1.査定の依頼

土地をいくらで売るのかを決めるために、不動産屋さんに査定を依頼します。
このときに立ち合って現地調査をし、固定資産税評価証明書の取得などを行います。

2.募集価格の決定

不動産屋さんに査定してもらった金額を参考にし、募集金額を決めます。
不動産の売買は、買う人から募集金額の値下げの交渉が入ることも多いので、
募集金額から多少値下げすることを考えた金額に設定することをおすすめします。

3.媒介契約

正式に売買の募集をスタートしてもらうために、不動産屋さんと媒介契約を結びます。

4.買付申込み

買う人からの買付があったら、条件などの調整を行います。値下げの交渉がなくても、手付金の金額や契約の日などを不動産屋さんと話し合います。

5.重要事項説明書

不動産屋さんから買う人へ重要事項説明をしてもらいます。

6.売買契約締結

売る人、買う人の両者が土地売買契約書に署名捺印をし、買う人から売る人に手付金の交付をします。

7.融資に承認

この段階で買う人が融資をする場合は、融資の本査定の結果がでて金融機関と金銭消費賃借契約を結びます。

8.決済・引き渡し

手付金を差し引いた残りの金額を支払い決済を行います。
同時に土地の所有権移転登記をし、買う人に土地を引き渡します。抵当権がある場合は、所有権移転登記と一緒に抵当権抹消登記も行ってください。
また、仲介に入った不動産屋さんに仲介手数料を支払います。

 

土地売買は高額な資産のやりとりになります。そのため、不動産屋さんはプロですが、トラブルを起こさないためにも、任せきりにするのではなく、買う人売る人両者ともが、土地売買について理解をしておくことが大事になります。