コロナ禍で急速に進んだデジタル化。
賃貸不動産業界でも、部屋の探し方や内覧、契約がデジタル化してとても便利になってきました。
また賃貸物件に求めるニーズも時代に合わせて変化をしているようです。
今回はそんな賃貸不動産の最新トレンドについて、ご紹介したいと思います。
不動産業界のインフラ変化
2021年にデジタル改革関連法が施行され、不動産業界でもデジタル化の波が加速してきています。
主な取り組みは次の通りです。
WEB申込
WEB申込サービスは、入居申込者が入居申込書に記入した情報を管理会社様が管理システムに入力するという従来の入居申込受付業務を、入居申込者様ご自身がPCやスマホから必要情報を入力していただき、その情報を管理システムに連動させることが可能となるサービスです。
オンライン内覧
オンライン内覧とは、不動産会社のスタッフが現地(賃貸物件)へ行き、オンラインを使って映像や音声で物件内の紹介をするサービス。
部屋を借りたいユーザーは、ネット環境のある場所なら自宅や会社、学校などどこにいても物件見学をすることができます。
IT重説
IT重説とは、不動産物件の契約時に必要とする重要説明事項(重説)を 、パソコンやスマホなどのIT機器を活用して実施することをいいます。
対面と同じように説明・質疑応答が行えるような、両者が対話できる環境となっていれば自宅でどこでも重説を受けることが可能です。
電子契約
2022年5月中旬以降、賃貸物件の電子契約が解禁されました。
これまで紙で交わしていた契約書に代わり、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの電子機器を使用し、オンライン上で電子署名をして契約を締結する方法です。
賃貸物件に求められるニーズ
コロナ禍で生活様式は大きく変化し、賃貸住宅に対するニーズにも影響を与えました。
部屋探しに関して変化したニーズは次の3点です。
テレワークを想定した部屋探し
コロナが落ち着いてきたとはいえ、テレワーク想定の部屋探しは一定数根付いているようです。
インターネット環境に対するニーズ
インターネット無料よりも、回線速度にこだわる方が増えています。
駅距離に対するニーズ
駅から少し離れていても、その分家賃が安い、もしくは同じ家賃で広い部屋を求める方が増えています。
まとめ
人流の増加など、長期化するコロナ禍において徐々に以前の生活に近い状況に戻っている方も多い一方で、申込など今までFAX等のツールを使用していたやり取りがWEBに移行しつつあるようです。
ワントップハウスではWEBで簡単にお部屋探しができますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。