こんなに毎日暑いと、この日差しを何かに活用できないかな?と思いますよね。
今回はこの日差しを最大限活用した太陽光発電に関するお得な情報をご紹介したいと思います。
新築住宅に太陽光発電を付けると費用が高い?
経済産業省のデータによると、太陽光発電の設置費用は、2021年が1kWあたり平均28.0万円(新築の場合)となっています。
住居用のソーラーパネルの容量は、一般的に3~5kWが多いことから、設置費用の相場は2021年の場合、計算上84万~140万円となります。
国による住宅用太陽光発電の補助金制度は、2014年度に終了していますが、自治体独自の補助金制度は、今も実施しているので初期投資費用を抑えることができます。
太陽光発電を絡めた補助金はもらえます!
国が力を入れているのが、ZEH関連の補助金です。
ZEHとは、高い省エネ性能を持ち、かつ太陽光発電などで電力を自給自足できる住宅のこと。
結果的に年間のエネルギー収支が0になることから、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)と呼ばれています。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
ZEH補助金の主な要件(戸建て)
- ZEHを新築、購入する
- 所有者自ら居住する専用住宅である
- SIIに登録されたZEHビルダー/プランナーが建設に関与
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000153.html
東京都の太陽光発電パネル設置義務化について
東京都では2019年より、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「ゼロエミッション東京」を掲げています。
その中間地点である2030年までに、2000年比で50%の削減を目標としていますが、都内で排出される温室効果ガスの約30%が家庭からであることを鑑みて、今回の義務化に踏み切ったものとみられます。
今回の義務化の大きなポイントは、義務を課すのが住宅所有者ではなく施工会社である点です。
そのため、大手住宅メーカーが新築分譲住宅に無料で太陽光パネルを設置するサービスを始めています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC186KZ0Y2A510C2000000/
そういったサービスを利用して、太陽光発電をやってみるのもいいですね。
まとめ
まだまだ補助金などが出る太陽光発電。
設置費用と、売電や自家消費によるコスト削減効果とのバランスをよく考えて、経済的メリットを得られるように設置を検討することが大事ですね。