普段生活する部屋の空気をきれいな状態に保ってくれる空気清浄機ですが、本来の機能を発揮するためには、こまめな掃除が大切です。
適切なお手入れを行わないと、清浄能力の低下やニオイの原因になってしまう可能性も。
今回は掃除するタイミングや手入れのコツについて紹介していきます。
目次
掃除するタイミング
空気清浄器はエアコンと違い、年中お世話になるものなので、掃除頻度はそれだけ多くなります。
春は窓を開けて過ごすこともあり、外からの埃を多く吸い込みます。
夏は湿気が溜まりやすくカビの増殖が懸念されます。
秋は春同様に外部からくる汚れが気になります。
冬は暖房器具が出す埃処理に苦戦します。
このように空気清浄機は常に負担がかかり続けている状況にあるので、最低でも年に4回、季節の移り目にお手入れしてあげましょう。
基本のお手入れ方法
給水のたびに、給水タンクの振り洗い
給水タンクに少量の水を入れ、キャップを締めた状態で振り洗いします。
汚れが取れにくいときは、やわらかいブラシや薄めた台所用中性洗剤で洗い、洗剤が残らないように十分すすぎ洗いしてください。
1か月に1回、加湿フィルターを水ですすぎ洗い
約1ヵ月に1度、ぬるま湯または水につけおきしましょう。
水垢が取れにくいときは、クエン酸を溶かしたぬるま湯、または水に約2時間つけおき (汚れ具合に応じて延長)し、つけおき後は、十分にすすぎ洗いをしてください。
1か月に1回、トレー/トレーフタを水洗い
水洗いします。細部の汚れは、やわらかい布やブラシで落としましょう。
水垢で汚れているときは、クエン酸を溶かしたぬるま湯、または水に浸したやわらかい布やブラシで水垢を取り除き、水洗いしてください。
ニオイが気になるときは、重曹をご使用ください。
1か月に1回、後ろパネル/センサー部のホコリを掃除機で吸い取る
パネル部分を掃除機で吸い込みましょう。
汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を含ませた布で汚れをふき取ってください。
傷の原因になる硬いタワシなどを使用しないでください。
水洗いは行わないでください。
ちょっとしたポイント
毎日水を取り替える
加湿器の水をそのまま放置すると、タンク内の水に雑菌が繁殖してしまいます。
毎日きれいな水に取り替えることを忘れないようにしましょう。
使い捨てプレフィルターをつける
メンテナンスフリーとまではいきませんが、使い捨てのプレフィルターを空気清浄機の後ろパネルに張り付けておくだけで、フィルターにゴミが溜まりにくくなり掃除が断然楽になります。
プレフィルターにつくチリ埃は、よく目に見えるので家の中がどれだけ汚れてるのか、再確認することもできます。
簡単なお手入れですので、ぜひ試してみてください。
アルコールスプレーを噴きつけます。
月に1度のお手入れをしていてもカビ臭が漂う時は、汚れ・雑菌を洗い流して乾燥させるのが一番です。
でも、乾燥させる時間がない場合は、アルコールスプレー。
アルコールスプレーを噴きつけて防臭・防カビ・除菌・抗菌をすれば、お手入れ完了です。
まとめ
空気清浄機の汚れをそのままにしておくと、故障や電気代アップなどの問題を引き起こすきっかけになってしまいます。
掃除自体は難しくなので、嫌なニオイが発生する前に定期的に洗って、長く愛用していきましょう。