2020年3月24日

ここに決めた!エリア選びの条件とは。


住宅を購入するときには、予算や資金の調達方法はもちろんのこと、通勤や通学、日常の買い物など、家族それぞれが便利だと思える“場所”を選ぶことが大切です。
今回は「住宅購入の際のエリア選びで、一番重視した条件は何か」について体験談を元にご紹介します!

一番多い意見は、通勤の利便性

  • 通勤に時間がかかると、毎日通勤でしんどいばかりではなく、その分家族と一緒にいられる時間が減ってしまう。
  • この世で1番無駄使いな時間は通勤時間だと思ったため。
  • 朝早い仕事のため。
  • 共働きで子どもを保育園に預けているので、互いの勤務地から逆算して同じくらいの通勤時間のエリアだったから。

などなど、通勤の利便性を最重視した人が一番多いようです。
職場までの往復に時間が掛かると疲労が溜まるだけでなく、家族団欒の機会も少なくなってしまいます。また自分たち夫婦の都合や治安のよさを重視しても、保育園などの施設を利用すれば子育て面でも問題ないようです。

次に多い意見は、住み慣れた街や実家に近い

  • 住み慣れた場所で知人も多く、実家も近いため。
  • 土地勘があり、子供を通じてすでにネットワークができていたから。
  • 実家が近いと子どもの面倒を見てもらうこともできるし、両親に何かあったときにはすぐに駆け付けられるから。

住み慣れている場所で住宅探しをすると、土地勘があるため日常生活への支障も少なく、また子どもの友人関係も大切にできます。
実家が近いとお互いに助け合えるメリットも大きく、ダブルケア(育児と介護の同時進行)の可能性を考えると見逃せない条件かもしれません。

住みたい街ランキングTOP5

  1. 神奈川県 横浜市
  2. 東京都 世田谷区
  3. 東京都 港区
  4. 北海道 札幌市
  5. 福岡県 福岡市

(生活ガイド.com 住みたい街ランキング2020より抜粋)


2005年の住みたい街ランキングから不動の1位を貫く横浜市。
魅力的なスポットが数多く点在し、更にメイン駅の横浜駅は12路線が乗り込むターミナル駅と、都心へ通勤・通学を行うのも、リフレッシュに旅行に行くにも移動がしやすいエリア。実際に住むことのできる憧れの街として、手が届くからこそ住みたいと思わせてくれるのかもしれませんね。
一方、第2位と3位の港区、世田谷区は住みたい街として挙げられるにもかかわらず、土地が高いことを考えると、憧れて住みたいと思うけれどなかなか住めない街といえるかもしれません。

最後に

仕事と地域でのつながり、どちらを優先するのかは家族構成によっても異なるのかもしれません。
家探しをするときは、一つの条件だけでなく総合的に判断を行い、いろいろな可能性を考えた上で決めることが大切ではないでしょうか。