2019年11月27日

意外と悪くない?北向きのお部屋のメリットデメリット

お部屋を借りる際に、みなさんはどの方角を選びますか?一番人気はやっぱり南向きですよね。四季を通して日照時間が長く、室内が明るく保たれるので一人暮らしからファミリーまで幅広い層に人気です。
逆に北向きはあまり日当たりが良くないため、あまり人気がないため家賃が少し安く設定されていることもあります。そんな北向きですが、デメリットばかりじゃなくメリットもあるんです!今回は北向きのお部屋のメリットデメリットをご紹介します。

北向きのメリット

日差しが安定している


直射日光はありませんが、日差しが柔らかいのでカーテンを開けたままにしておくこともできます。
高層階で周りに背の高い建物がなければ、太陽の光がベランダに反射して室内も明るくなります。

室内の気温が上がりにくい

北向きのお部屋は直射日光が入ってこないため、他の向きの部屋に比べて気温が上がりにくいので、夏はひんやり感じます。エアコン代の節約にもなります。

家具や壁紙が日焼けしにくい


直射日光が当たらないため、大切な家具や壁紙が日焼けする心配も少ないですね。特に本が好きな方には日当たりを気にせず、本棚を設置出来てうれしいですね。

家賃が安い


日当たりのいい南向きや東向きからお部屋が埋まっていきますので、北向きのお部屋は比較的安く賃料が設定されていることがあります。一人暮らしで家賃を抑えたい方におススメです。

北向きのデメリット

日当たりが良くない


日光が当たらないので洗濯物が乾きにくく、曇りの日や雨の日は部屋が薄暗く感じます。

冬場は寒い

日が当たらないため、お部屋が温まらず他の部屋より気温が低くなります。また、湿気がこもりやすくカビに注意が必要です。

北向きでも快適に住める

換気をこまめにする

どうしても籠りがちな湿度は、除湿器や24時間換気を利用して解消することができます。高層階になると風通しもよくなるため、意外と快適に感じるかもしれません。

室内干しには浴室乾燥機を利用する


最近は浴室乾燥機がついているマンションが増えていますので、洗濯物の室内干しも困りませんね。浴室乾燥機がついていなくても、除湿器とサーキュレーターなどを組み合わせると、早く乾かすことができます。

フローリングマットや断熱材を利用する


冬は気温が低くなりますが、フローリングにマットやラグを敷くと足元の冷えも和らぎます。また窓に断熱シートを張ったり、遮熱カーテンを利用してもいいですね。

内装や照明を変える


どうしても部屋が薄暗くなりがちな北向きですが、ソファや家具の色を白やクリーム色などの薄い色に変えると、照明が反射して部屋が明るくなります。また、部屋の四隅に床置き照明や間接照明を設置すると、天井に反射して部屋全体が明るくなります。

最後に

いかがでしたか?デメリットはありますが、少しの工夫で快適に生活することができます。
また一人暮らしで昼間は仕事に出ている場合、日当たりはそこまで重要視する必要はないかもしれませんね。
自分のライフスタイルに合った方角のお部屋を選ぶことが、一番大切ですね。