2019年4月19日

【セルフでもできる】エアコンの掃除方法

いよいよ新生活がスタートしましたが、いかがお過ごしですか?
気温もだいぶ高くなってきて、過ごしやすい季節ですね。春はあっという間、気づけば初夏に突入です。
今日は季節の変わり目にしておきたい、セルフでできるエアコンのお掃除方法をご紹介します。
初めての一人暮らしで掃除の仕方がわからない…、長年暮らしているけどエアコンの掃除をしたことがない…という方はぜひこの機会に試してみてください。


フィルターの掃除方法

まずは掃除を始める前に、エアコンの電源を抜いておきましょう。うっかりスイッチやリモコンに触ってしまって動き出した、なんてことがないようにしましょう。
エアコン本体のカバーを開けると、フィルターが2枚装着されていますのでそれを取り外します。やわらかいプラスチック製がほとんどですので、無理に力を入れると破れたり割れてしまったりしますので、丁寧に扱いましょう。
フィルターを取り外したら、まずは掃除機でほこりを吸い取りましょう。
ある程度ほこりが取れたら、ぬるま湯に中性洗剤を溶かしてその中につけ置きます。
5~10分つけたら、ブラシやたわしを使って内側から優しくこすり洗いをしてしっかりすすぎましょう。
陰干しで完全に乾くまで干しましょう。

熱交換器の汚れを落とす

フィルターがきれいになったら、次は熱交換器をきれいにしましょう。熱交換器とはフィルターを外すと見える金属の部分です。ここは市販のエアコン用の清掃スプレーを使用します。1本1台を目安にしましょう。
スプレーを使用する前に掃除機や硬く絞った雑巾などでほこりを取っておくと、より綺麗になります。
熱交換器にエアコンクリーナーをまんべんなくスプレーします。このとき同じ場所に長く当てずぎると、液が垂れてきて家具や床が汚れてしまう可能性がありますので、雑巾などを当てて液が垂れてこないようにしましょう。絶対に部屋を汚したくない!という方は、ビニールと養生テープでエアコン回りを保護しましょう。

意外と気づかない室外機もきれいに

室外機の本格的なクリーニングは業者に頼むようにしましよう。勝手にカバーを外したり分解してしまうのは故障の元です。自分では目に見える範囲できれいにしましょう。
室外機の回りが汚れていたら、ほうきや掃除機を使ってよごれやほこりを落とします。室外機は雨や風に晒されるのを前提で作られていますので、汚れがひどい場合は水で洗い流しても問題ありません。



裏側のフィン(薄い金属板)は歯ブラシや掃除機などで汚れを取り除きます。ここに汚れがたまっていると、エアコンの効きが悪くなりますので、丁寧にきれいにしましょう。
エアコン内部で発生した結露の水分を排出するためのドレンホース(水抜き穴)は、蜘蛛の巣が張っていないか、ゴミや枯れ葉がたまっていないかを確認しましょう。ここにゴミを溜まったままにしておくと、室内機の水漏れの原因になることがあります。

日頃のお手入れが大切

フィルターにほこりがたまるとエアコンの効きも悪くなり、電気代にも影響してきます。日頃からまめにフィルターの掃除をするように習慣づけましょう。

  • 使い始めるシーズン前
  • シーズン中
  • シーズン終わり

最低でも3回は掃除をしておくと、次回の使い始めの時にかび臭いいやーな臭いを抑えることができます。
また、とくに冷房を使用した後のエアコン内部で結露が発生し、それがカビの原因になります。
冷房のあとは内部クリーンを使用しましょう。エアコンの内部を乾燥させ、結露を取り除いてくれます。内部クリーンがない場合は、送風運転をするといいでしょう。

最後に

いかがでしたか?なんだか難しそうに見えるエアコンの掃除も、意外と簡単に一人でできちゃいます。汚れがひどい場合やどうしても気になる場合は、業者にエアコンクリーニングを頼むのもいいですね。
最近は暑くなる時期が早くなっていますので、快適な時期に前もってお掃除しておくといつでも使えて快適です。