お部屋を借りるときに、必ず必要になってくる保証人。ほとんどの場合、親や兄弟などの親族にお願いすることが多いと思いますが、親が高齢の場合や親族が遠いところに住んでるなどの理由で頼めない場合もありますよね。
そんな場合でもお部屋を借りれる方法をご紹介します。
連帯保証人と保証人の違い
保証人にはいくつか種類があります。賃貸契約での場合「連帯保証人」を立てる必要があります。
この連帯保証人とは、借主と全く同じ責任を負うことになります。家賃が支払えなかったり、何かしらのトラブルを起こした時に、借主に変わって支払わなければなりません。請求に対する拒否権もありません。
保証人は、借主がどうしても支払うことが出来なかった場合のみ代わりに支払います。
連帯保証人の条件
連帯保証人をお願いする際、誰に頼んでもいいわけではありません。連帯保証人になるにはいくつかの条件があります。
- 親族であること
- 安定した収入がある
- 常に連絡をとることができる
- 収入証明や住民票など必要書類を提出できる
などが挙げられます。不動産会社によってはこれ以上に厳しく条件を設けているところもあります。
特に学生さんは親が連帯保証人になるケースがほとんどかと思われますが、高齢で年金暮らしをしていたり、海外などに住んでいてすぐに連絡が取りずらいなどの場合は注意が必要です。そのような場合は保証人を複数人立てることで、連帯保証人にできるケースもありますので、不動産会社に確認してみましょう。
保証人不要でも借りられるお部屋
冒頭でも述べたように、何らかの理由で保証人を立てられなくても賃貸を借りることは可能です。
家賃保証会社を利用する
大手不動産会社の場合、家賃保証会社と提携している場合があります。
家賃保証会社に保証料を支払って、連帯保証人の役割を担ってもらいます。その際に審査がありますが、過去に滞納などのトラブルがなければ通らないということはほとんどないでしょう。
最近では連帯保証人ではなく、家賃保証会社を最初から立てているケースが増えてきています。
保証人不要の物件を借りる
中には保証人不要で借りられるお部屋もあります。保証人の代わりに家賃保証会社を立てている場合もありますが、両方とも不要な物件もあります。
その場合、保証人不要なりの理由があることが多いです。築年数が古かったり、駅から遠かったりなど募集しててもなかなか埋まらないお部屋が保証人不要で募集されていることがあります。お部屋の条件をしっかり確認してから契約しましょう。
最後に
いかがでしたか?
様々な理由があって、保証人を立てられない時でもお部屋を借りる方法をご紹介しました。
近年では保証人ではなく、家賃保証会社を利用する不動産会社が増えてきています。どうしても保証人をお願いできない場合は、まずは不動産会社に相談してみましょう。