来月から確定申告が始まりますが、去年マイホームを購入された方は確定申告の準備はお済ですか?
会社勤めだとなかなか確定申告を行う機会がなく、税務署や役場などいろいろなところに必要書類を取りに行ったりしなければならないため、手間も時間もかかってしまいますが、確定申告をすることで住宅ローンが一部控除されます。
住宅ローン控除とは
確定申告と聞くと、「所得税額の確定」をイメージしますが、それ以外にも納め過ぎた所得税を還付してもらう「還付申告」があります。その対象に「住宅ローン控除」があります。所得制限や住宅ローンの年数に制限はありますが、控除の対象となると
- ローン残高の0.1%
- 年間で最高40万円
- 最大10年間
の控除が受けられます。
控除は新築だけじゃない
住宅ローン控除を受けられるのは、新築で購入した場合以外にも条件によって中古住宅や、リフォームにも適用されます。
ただし、中古住宅は新築に比べて築年数や耐震基準などが要件に入ってくるため、厳しい基準をクリアしなければなりません。中古住宅で住宅ローン控除を考えている場合は、購入前から確定申告前での流れを把握しておく必要があります。
リフォームも同様、投資型やローン型など複数の方法がありますので、専門家や詳しい人に相談できるのがベストです。
確定申告は1年目だけでOK
住宅ローン控除の確定申告は一度してしまえば、翌年からは税務署から送られてくる書類を年末調整の際に会社に提出すればOKです。
確定申告の期間は2月16日から3月15日が原則ですが、還付申告は1月から行うことができます。
詳しくは国税庁のホームページや税務署に問い合わせみましょう。
最後に
いかがでしたか?
書類をそろえたり、記入したりなど普段慣れない作業になるため、確定申告は余裕をもって準備をしましょう。
控除内容や条件、確定申告の手順などは国税庁のホームページや地域の税務署へ問い合わせてみるといいですね。